自転車通勤での自転車盗難防止策

自転車ブームの影で、自転車の盗難が社会問題となっています。特に転売を目的とした盗難の増加がここ2~3年で急増しているといわれています。ロードバイクやマウンテンバイクなどのブランド高級自転車を盗難して、それをバラし、オークションやリサイクルショップでパーツを販売するというのが主な手口です。フレームには刻印がありますが、それを廃棄してしまえば足が付き難く、また自転車ブームによって特に都心部では高級な自転車が多くなっていますのでこの傾向はまだ続くものと思われます。自転車通勤を行う場合、毎日同じルートを通り同じ場所に自転車を駐輪することも多く、窃盗犯の目に付く確率も増えていますので特に注意が必要です。
lock by flickr
では、自転車盗難を防止するために自衛できることはありますでしょうか?自転車盗難防止の基本となるのは、駐輪中の仕方です。盗難を防止するためには、窃盗犯が嫌がることをしなければなりません。窃盗犯はもともと転売目的で犯行を行っていますので、ワイヤーロックを切断する道具を持っています。そのためロックを過信しすぎることの無い様にして、切断され難い停め方を追求する必要があります。
取り回しのしやすいロックのワイヤーの直径は6mm~8mm程度です。それ以上になってくると長さが必要であれば重くなり、逆に短いものは取り回しが大変になってしまいます。色々なサイトで言及されているように、自転車を停める際はアースロック(構造物との固定)が基本になります。その際にロックを掛ける位置でまず工夫ができます。
ロックはできるだけ高い位置で構造物と固定してください。ワイヤーロックの長さは75cm程度のものが程よく、自転車のフレームと前輪を通して、構造物にロックします。高い位置で固定することのメリットは、ワイヤーの径が細い場合においても、ワイヤーを切るための道具が利用し難いことがその理由となります。
窃盗犯はワイヤーを切るためにボルトクリッパーと呼ばれる道具を利用します。ニッパーを大きくしたような道具です。この道具では10mm程度のワイヤーまで切断を行うことができます。しかし太いワイヤーを切断するには強い力が必要で、道具の片方のハンドルを地面につけてそこを足でホールドし、もう一つのハンドルに体重を掛けることで切断をするという方法を行うようです。そのため高い位置でできるだけ短くロックを掛けることで道具を使い難くする効果があります。
また、ロックの選択にもコツがあります。ロックのタイプには、ワイヤー式、チェーン式、プレート式など様々なタイプがあります。ワイヤー式のものやチェーン式のものは、自転車のフレームを傷つけないためにビニールやナイロンなどの被膜を纏っています。クリッパーは梃子の力を最大限に発揮するために長いハンドルに小さい刃をつけていますので、ワイヤー式のものであれば、ビニールの被膜でワイヤーの径を太くすることで、道具の刃が入りにくくなる効果があります。チェーン式のものはナイロン製の皮膜で覆われているものが多いですが、こちらもクリッパーの刃が噛み難くなるために効果があるといわれています。またチェーンはそれを切断するために2度刃を入れなければならないので、ワイヤーのものよりも若干ですが防御力が強いといえるでしょう。
また、よりラジカルな盗難対策として、自転車を駐輪する場所の工夫を検討するべきでしょう。高級な自転車が決まった時間に同じ場所においてある状況は窃盗犯に下見を可能にし、盗難の準備を与えることになってしまいます。万が一のために自転車盗難保険に加入することも考えられますが、自転車の盗難はあまりにも多いために、あるにはありますが掛け金が高額になってしまうこともあり、手ごろな盗難保険が少ないのが現状です。可能であれば、日によって自転車を停める場所を変更し、できるだけ人の目が届く場所を選ぶなど事前の盗難対策を怠らないようにしましょう。

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